増担保規制の影響による出来高の変化 2017/01～2017/12

２０１７年１月～２０１７年１２月の１年間に増担保規制が実施された銘柄の、規制が実施される前と規制が解除された後の出来高の変化です。

まずこの１年間に増担保規制が実施された件数を実施基準ごとに分けた一覧表で該当する標本数を確認しておきます。

下記クリックで好きな項目へ移動

増担保規制が実施された件数

実施基準	第一次措置	第二次措置	第三次措置
（１）の「イ」	16	0	0
（１）の「ロ」	2	0	0
（１）の「ハ」	0	0	0
（２）の「イ」	0	0	0
（２）の「ロ」	131	26	1
（３）の「イ」	0	0	0
（３）の「ロ」	3	0	0
銘柄数	149	26	1

【（１）の「イ」】と【（２）の「ロ」】の両方の実施基準に該当している銘柄が１つ、【（１）の「ロ」】と【（２）の「ロ」】が２つあるので銘柄数と合計は一致しない。

下記の各数値についての説明は『増担保規制の影響による出来高の変化 2016/01～2016/12』の中でしています。今後は数値だけの更新になるので、初めてこのデータを目にする人は事前に目を通しておいてください。特に長老の発言には一聴の価値があると思いますよ。

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増担保規制が実施された銘柄の出来高が、規制期間中の前後でどのように変化したのか検証します。ここでは規制実施前５日間の出来高平均と規制解除後５日間の出来高平均を比較してその増減率を調べました。

２０１７年１月１日～２０１７年１２月３１日

第一次措置のうち、【（１）残高基準の「ハ」】と【（２）信用取引売買比率基準の「イ」】を除いたもの。

基本的に「上昇」が過熱しているケースのみを対象としています。

149回

最大上昇率（増加）・・・＋151.50%：「田中化学研究所（4080）」〔2017/08/25〕
最大下落率（減少）・・・△98.83%：「松尾電機（6969）」〔2017/09/15〕
平均値・・・△70.91%
中央値・・・△82.88%
最頻分布帯・・・△95.00%～△90.00%（26回）

日付は増担保規制実施日