※ヒストグラムにデータの一部がきちんと反映されていませんでした。タイトルも間違えてました。すみません。m(_ _)m 2017/11/05
それでは早速解除した銘柄のデータを絞り込んでみます。
2016年1月~2016年12月の1年間に増担保規制が解除された件数を実施基準ごとに分けた一覧表と、解除日当日の寄付きの値位置データです。
下記クリックで好きな項目へ移動
増担保規制が解除された件数
実施基準 | 第一次措置 | 第二次措置 | 第三次措置 | 第四次措置 |
---|---|---|---|---|
(1)の「イ」 | 4 | 0 | 0 | 0 |
(1)の「ロ」 | 1 | 0 | 0 | 0 |
(1)の「ハ」 | 1 | 0 | 0 | 0 |
(2)の「イ」 | 1 | 0 | 0 | 0 |
(2)の「ロ」 | 124 | 21 | 0 | 0 |
(3)の「イ」 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(3)の「ロ」 | 2 | 0 | 0 | 0 |
銘柄数 | 131 | 21 | 0 | 0 |
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増担保規制解除日当日の寄付き
増担保規制が解除された日の寄付きにどのような値位置にあるのかを検証します。
データの期間(規制解除日ベース)
2016年1月1日~2016年12月31日
対象となる規制実施基準
第一次措置のうち、【(1)残高基準の「ハ」】と【(2)信用取引売買比率基準の「イ」】を除いたもの。
標本(サンプル)数
129回
規制解除当日の寄付き
高寄り・・・73回
安寄り・・・49回
同値寄り・・・7回
各種数値
最大値(高寄り)・・・+12.50%:「アルテック(9972)」〔2016/12/02〕
最小値(安寄り)・・・△13.74%:「ジグソー(3914)」〔2016/05/17〕
平均値・・・+0.85%
中央値・・・+1.29%
最頻分布帯・・・+1.00%~+2.00%(16回)
この時期は先だって(『増担保規制実施5日後の値位置 2016/01~2016/12』)見たように特に市場全体で大きなトレンドもなくデータの検証をするにあたって比較的良い時期じゃったで、投資家の買い志向(嗜好)を考えるともうちっと数値が高くてもええんじゃがのう。やはり『増担保規制の影響による出来高の変化 2016/01~2016/12』で見たように、規制実施時と解除時では出来高の減少と回復は対照的ではなく純粋に減少、しかも大きく減少したことが影響しておりそうじゃな。決して「出来高≒株価」の相関が常に成立するわけではないが、規制実施時のマイナスよりも解除時のプラスが小さいのはその辺に一因がありそうじゃな。
そうじゃヒストグラムも確認しておこうではないか。早く見せてくれんかのう。(ふ~っ・・・)
ヒストグラム
↓が正しいものになります。併せて頻度の最大値と刻みも変更してあります。描画の仕方によって同じデータでもグラフから受ける印象が変わります。「印象操作」にはくれぐれもご注意を!(笑)
↓が今までと同じものになります。区間の区切りによっても同じデータでグラフから受ける印象が変わりますね。