セルシード考察 ~増担保規制解除~

増担保規制ストップ高相場コラムアイキャッチ

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Twitterで書いたことを記録として残しておく。

今日から増担保規制解除のアール・エス・シーとセルシード。 週末判定値ちょうどで引けたセルシードに焦点を当てて考察してみる。 あくまでも「短期」。

『増担保規制解除件数と解除日当日寄付きの値位置 2016/01~2016/12』にあるように、なんだかんだ言っても増担保規制が解除されるその日の「寄付き」は買われる「傾向」にある。セルシードは判定値ピッタリで引けたことで、今日の寄付きは強そうに思われた(週末時点で)。

シリア爆撃の影響がどのように出るかは分からなかったが、結局寄付きは「1,800」と1円安で始まる。日経平均が上がって始まったにもかかわらず。この時点で「?」がつく。

寄り付いてからはすぐに上伸して昨日の高値も抜いたので「これは強いか」と思ったものの、その後が続かずジリジリ値を下げていった。 それでも「1,800」をキープしていれば、まだ良かったのだが二度目のトライで割ってしまった。

「1,800」の値位置は始値の水準であるが、実はそれよりももっと重要な意味がある。 増し担解除の判定値が「1,801」だったので、金曜にこの値段の下あたりでの「解除期待」の買いがかなり入っていると想定されるからだ。

そのサポートラインを割ることである程度の「投げ」が出たことが出来高からも見てとれる。 「投げたら終い」になるかどうかはその後の値動きを確認する必要がある。 結局その後も下げが続き、今度は「1,800」がレジスタンスとなって、見事にはね返されている。

しかもその後の安値更新時にしっかりと出来高を伴っているので、トレンド転換の可能性がある。 ここで思い出すべきデータが『増担保規制解除5日後の値位置 2016/01~2016/12』

増担保規制が解除されて「統計的」「平均的」に強いと言えるのは解除日の寄付きだけであって、その後の5日間は実は「弱い」ことがわかる。 ※あくまでも統計データの結果。銘柄によってまったく違う

ということは、寄り付いた後も強さを持続しておかないと、その後の上昇トレンド(復帰)はあまり期待できないということが「事前に」想定できる。

そして何より重要なのが「出来高」。 『増担保規制の影響による出来高の変化 2016/01~2016/12』にあるように、一度増し担になってしまうと、解除されたからといってまた前の人気が戻る保証はない。 というよりもむしろ「戻らない」と言った方が正確だ。

増し担で人気が離散している間に、ストップ高銘柄を筆頭に次々と新しい人気銘柄が出てきている。 そういった銘柄と「人気=資金」を奪いあわなくてはいけないのだ。 人の心は移ろいやすいもの。 一度離れた気持ちはそんなに簡単には戻ってない。 よほどの強い魅力を持っていなければ・・・。

それは新しい材料かもしれないし、あるいは新しい「高値」かもしれない。 何にせよ、人の目を惹きつける「何か」が必要なのだ。 それほどまでに人気を取り戻すのは大変だ。

過去の増し担銘柄のチャートを見ていると、解除日(近辺)に目先の高値をつけて下げる、「上ヒゲ陰線」が多いような気がする。 なぜそのようなチャートになるのか? そもそも解除前に下げ止まった、あるいはジリジリ上がった理由が「増し担解除期待」の短期の買いポジションであるならば合点がいく。

ちなみに今回のセルシードと似たようなチャートを探してみた。 増し担規制開始日と解除日も同じようなのを探すと案外なかった。 とりあえず見つかったのが ロゼッタペッパーフードサービス

出来高が違うのであくまでも参考。 あと前田製作所もまあまあ似ている感じ。 こっちは解除発表日にサポートを割っている。

ちなみに2016年以降、増し担が解除された時の移動平均との乖離率が14%以上での銘柄は38あって、そのうち「安寄り」した銘柄は「10」。 その10銘柄の解除日の終値の平均は「前日比マイナス5.76%」で5営業日後の終値平均は「マイナス13.81%」。 ※あくまでも過去の統計データ

というようなことが「ましたんギャラリー」や「ましたんデータ」で分かります。 もちろん統計データの平均のような値動きに「絶対なる」わけではありませんが、そのような傾向を知っておくと、自分にとって最悪のシナリオを事前に想定できるので精神的に余裕が持てます。 以上、宣伝でした! m(_ _)m

増し担解除要注意チャート①

つい最近のもの。 ナビタス 2018/03/12-2018/04/06

 

増し担解除要注意チャート②

これも最近のもの。 アライドテレシスホールディングス 2018/03/09-2018/04/04

 

増し担解除要注意チャート③

マネーパートナーズグループ 2016/03/03-2016/04/06

 

増し担解除要注意チャート④

太洋工業 2016/03/17-2016/04/01

 

増し担解除要注意チャート⑤

ジェネレーションパス 2016/04/22-2016/05/20

 

増し担解除要注意チャート⑥

チエル 2016/05/13-2016/06/14

 

増し担解除要注意チャート⑦

ネクストウェア 2016/07/11-2016/08/02

 

増し担解除要注意チャート⑧

極楽湯 2016/09/08-2016/10/04

 

増し担解除要注意チャート⑨

ユークス 2017/01/20-2017/02/09

 

増し担解除要注意チャート⑩

山王 2017/01/27-2017/02/17

 

増し担解除要注意チャート⑪

サイバーステップ 2017/01/31-2017/02/16

 

増し担解除要注意チャート⑫

エムアップ 2017/02/13-2017/03/09

 

増し担解除要注意チャート⑬

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 2017/02/14-2017/03/07

 

増し担解除要注意チャート⑭

日本パワーファスニング 2017/02/17-2017/03/08

 

とまあ、探せば似たようなチャートが出てくる。 チャートの形が「ただ似てる」から「同じように動く」と考えるのではなく、同じような状況(増し担解除)の時に同じようなチャートになってることの意味を考えることが大事。 ただあくまでも「今」の状況が似ているだけであって、ここから先はまた別物!

じゃあ「絶対下がる」ではなく、統計的(平均的)には下がる傾向があるので、中長期の「買い」ポジションでも、それくらいの下げが起きることは想定して資金と「心」に余裕を持たせておくべき。 もちろん短期の値幅を「売り」で狙うのは個人の自由。

あと出来高についての注意。 人気回復は出来高の増加度合で見ることになるけれど、今日のような日足チャートを見て「値段は下げてるけど出来高はまあまあ多いから買い気が多いな」と考えるのは間違い。 分足で見ると、下げてる時に出来高が増加している。これは将来的な売り圧力予備軍。

今後再び上昇に転じるにしても、まずこの売り圧力をこなしてからの話。 上がった時に出来高が増えるようになるまでは「戻り売り」の時間帯。

 

ましたんワールドのデータを実戦に活かす!

『規制空売りの教科書』(←関連記事参照)

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