増担保規制実施件数と実施日当日寄付きの値位置 2017/04

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2017年4月に増担保規制が実施された件数を実施基準ごとに分けた一覧表と、実施日当日の寄付きの値位置データです。

増担保規制が実施された件数

実施基準 第一次措置 第二次措置 第三次措置 第四次措置
(1)の「イ」 2 0 0 0
(1)の「ロ」 0 0 0 0
(1)の「ハ」 0 0 0 0
(2)の「イ」 0 0 0 0
(2)の「ロ」 10 1 0 0
(3)の「イ」 0 0 0 0
(3)の「ロ」 0 0 0 0
銘柄数 12 1 0 0

 

増担保規制実施日当日の寄付き

『増担保規制発表翌営業日の下落内容詳細』にあるように、基本的に増担保規制が実施される当日は下向きに窓を空けて始まる確率が高い。具体的な数値は以下の通り。

 

データの期間(規制実施日ベース)

2017年4月1日~2017年4月30日

 

対象となる規制実施基準

第一次措置の(2)信用取引売買比率基準の「ロ」

 

標本(サンプル)数

10回

 

規制実施当日の寄付き

高寄り・・・4回
安寄り・・・6回
同値寄り・・・0回

 

各種数値

最大値(高寄り)・・・13.23%:「サイバーステップ(3810)」
最小値(安寄り)・・・△5.00%:「カーディナル(7855)」
平均値・・・1.69%
中央値・・・△0.67%
最頻分布帯・・・△2.00%~△1.00%(2回)、△1.00%~0.00%(2回)

賢者
先月は、中央値がマイナスだったものの平均値がプラスになってしまいました。
長老
そうじゃな。一部の人気化した銘柄が大きくギャップアップで買われた影響が強く出たようじゃ。
これらの動きが一過性のものであればいいんじゃがのう。元々過熱化している銘柄を対象としているだけに、冷水の効果が効かんものがあってもなんら不思議ではない。ファットテール気味になるのはある意味仕方あるまい。
そういう事情があったとしても全体としての傾向が存在することに大きな意味があるんじゃ。しかしそれが維持されるものなのか、そうでないのかの判別が難しいんじゃよ。理論的根拠はあっても現実の結果が伴わなくては意味が無いからのう。
賢者
継続的監視の重要性がいよいよ増してきますね。

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