林輝太郎さん

増担保規制ストップ高相場コラムアイキャッチ

 

この期に及んで新規記事を投稿するなんて。(笑)

一応記録に残しておきたいと思って。Twitterアカウントも削除してしまうので。

以下今日のTwitterでのツイート。

最近思い出す人がいる。 林輝太郎さんだ。 もう既に亡くなられたそうだが、昔林さんの本をよく読んだ。 林さんには一度お目に掛かったことがある。 当時の私は大学を卒業して商品取引員(商品先物の会社)のディーラーとして働いていた。 その時に出会ったのが「商品相場必勝ノート」だった。

当時何を元にトレードをしていいか分からなかった自分にとっての初めての「教科書」的な存在である。 林さんはサヤ取りの権威であり、サヤ取り関係の資料や用紙を販売されていた。 今のようにネット販売など無かったので、ほとんどの商品は簡単には入手できなかった。

東京穀物商品取引所に行く機会があったので、人形町にある林投資研究所を訪れると林輝太郎さん、その人がいらっしゃった。 初めて見る客でしかも若かったので珍しかったのか話しかけてこられた。

「どこでやってるの?」 当時在籍していた会社名を答えると 「・・・。」 おそらく大衆店だったのであまりよく思われていなかったのだろう。(笑)

欲しいものをいろいろ選んで会計の段になった時、「領収書の宛名は?」と聞かれて「自分のなんでいりません」と言ったら、途端に目が輝いて(そのように見えた)「だったら半額でいいよ!」と大盤振る舞いの値引きをしてくれた!

林輝太郎さんの著書に必ずといって書いてあるのだが、一般投資家は勉強しない。勉強のためのお金は惜しむのに、そのくせ相場ではお金をバラまいている。「ミーちゃん、ハーちゃんだ」というような記載が非常に多い。 なので「会社の経費ではなく自腹で相場の勉強をする好青年」に見えたのだろう(笑)

その後も林輝太郎さんの著作は出版される度に購入して読んでいた。 内容は大体サヤ取りか株なのだが、どちらかというと株式関係の方がウェイトが高かった。 当時の私は株もトレードできる環境ではあったが、そこまで興味を持たず、サヤ取りとかつて大失敗をやらかしたオプション専門になっていた。

林輝太郎さんの本を読んでいると、段々と「あれっ、この本ってどれだっけ? 」と思うくらい内容が似通っている。 最初はテーマに沿った内容が書かれているのだが、最終的には林さんの想いを述べる場所に変貌を遂げているのだ!

林輝太郎さんの想いとは。『 命の次に大切なお金を扱うんだからもっと自分で勉強しろ! 』『人に頼るな! 』(株は上がったり下がったりを繰り返しているので)『株は上がったら売れ!』 うろ覚えではあるが大体こんなとこだったんじゃないかな。

 

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